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教育の担当になってはじめてわかることもあります

会社の教育担当に命じられたこともあり、新人研修を行うことになりました。
新人は前もって知識を持っているわけではないので、世間一般の常識の範囲内から話を始める必要がありました。
いくらかの資料を準備する段階になって、普段は当たり前を思っていることを説明しようとすると、意外と難しいことに気が付きました、なぜを何度も繰り返して、誰もが納得できること答えを見つけることは、とても難しいものなのです。
それでも、一つ一つクリアしていくことで、これまで自分が知っていたことは、意外と浅い部分しかわかっていないことを知りました。
このときには、学生時代に家庭教師をしていた時と同じ感覚であり、相手の十倍くらいの知識がなければ、きちんとした説明はできないことを実感しました。
普段は仕事が忙しいことを理由に、多くのことを深く考えずに作業していたことを反省すると共に、良い時期に良い機会をもらったと思って、前向きに取り組むことができました。

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